新しい年の幕開けです。
和暦で言うならば平成25年、西暦で言うならば2013年です。
毎年恒例、年賀状や挨拶で言う
「明けましておめでとうございます」
という言葉。確かに恒例の挨拶ですが、
新たな年を迎える反面、確実に死へと向かっているということを忘れてはいけません。
室町時代、とある僧侶が「しゃれこうべ」を竹の先に括りつけ、世帯ごとを「ご用心、ご用心」と言いながら回っていったそうです。
そう、アニメでも放送され、誰もが知っている人物。
トンチマスターこと一休さんです。
「なんでこんな変なことをするの?」と、最初は思うでしょう。
「人間はいつまでも目があるわけではない。いづれはこのようになるのですぞ。」と人々を戒めていたそうです。
それを歌った短歌がこちら。
門松は 冥土の旅への 一里塚 めでたくもあり めでたくもなし
そろそろ正月気分が抜けてもいい頃ではないでしょうか?
ちなみに、一休宗純こと一休さんの誕生日は、旧暦で1月1日です。
まさに、冥土の旅への一里塚。奇妙です((((;゚Д゚))))
PR